社労士試験

10年平均合格率6.5%の社労士試験 数字に隠された3つの真実

【この記事を読むと分かること】

・社労士試験の合格者、合格率の推移が分かります。
・社労士試験合格者像がイメージできます。
・社労士試験合格に必要な勉強時間が理解できます。

社労士試験、平均合格率6.5%。この数字を見た時あなたは社労士試験の難易度の高さに驚きを隠せない事だろう。しかし慌てることはない。このコラムを読めば実際の合格率が6.5%をはるかに上回るという真実が理解できるだろう。

【目次】

・社労士過去10年間の合格率データ
・データから見る社労士試験の合格者像
・社労士合格に必要な勉強時間数
・社労士試験合格者の真実まとめ

社労士過去10年間の合格率データ

直近10年間の社労士試験の合格率は平均6.5%。まずは合格率の推移を確認しよう。

2009年度

受験 52,983人 合格 4,019人 7.6%

2010年度           

受験 55,445人 合格 4,790人 8.6%

2011年度            

受験 53,392人 合格 3,855人 7.2%

2012年度           

受験 51,960人 合格 3,650人 7.0%

2013年度           

受験 49,292人 合格 2,666人 5.4%

2014年度           

受験 44,546人 合格 4,156人 9.3%

2015年度           

受験 40,712人 合格 1,051人 2.6%

2016年度           

受験 39,972人 合格 1,770人 4.4%

2017年度           

受験 38,685人 合格 2,613人 6.8%

2018年度           

受験 38,427人 合格 2,413人 6.3%

データから見る社労士試験の合格者像

次の円グラフは平成30年度社労士試験合格者の年齢、性別、職業を示したものだ。

社労士合格者の内訳

このデータから社労士試験の合格者像を読み解くことができる。それはつまり、

「社労士試験合格者の7割弱は、①30~40代の②男性③会社員」

これが3つの真実だ。このデータから何を読み解くか。当サイトでは彼らの勉強姿勢について次の項目を示したい。それは、

「限られた時間の中で明確な目的意識をもって試験勉強に向き合っている」

ということだ。彼ら(あえて男性前提で言う)は仕事を持っている。社労士試験に合格することで、独立を目指す者、転職を目指す者、会社内での昇進を目指す者様々だろう。

しかし一様に言えることは、少ない時間を有効に活用して短期合格を果たしているということだ。

社労士合格に必要な勉強時間数

社労士試験の合格者は一体どの程度の勉強時間を確保したのか。正確な統計はないだろうし、また実際の合格者が毎日時間を計測することも不可能だ。

しかし、当サイトが独自に14名の試験合格者にインタビューしたところ、最頻値は

試験日直近1年以内に800時間確保

だった。記憶持続の問題があるため、2年にまたがって800時間を確保するのではなく、試験日からの直近1年以内に800時間、社労士試験勉強に取り組むことが出来るかどうかが合否の分かれ目だ。

社労士勉強時間

図で言うと、黄色ゾーンでは合格に一歩及ばない。赤色ゾーンは受験するだけ無駄であると言える。出来る限り年が変わる前に毎日3時間学習する習慣づけを行おう。

社労士試験合格者の真実まとめ

お分かりいただけただろうか。社労士試験合格者の7割弱を占める、30~40代の男性会社員は1年越しで毎日3時間の勉強時間を割いているのだ。

その確保の工夫は、毎朝1時間早起きすることかもしれないし、通勤電車の往復かもしれないし、寝る前の時間確保かもしれない。

社労士試験の合否の分かれ目は、毎日3時間の学習を1年間継続する意思力を持てるかどうかだ。

これを持続できた人の合格率は6.5%ではなくその10倍は下らないだろう。あなたの努力がきっと花咲くことを心から祈りたい。

【この記事の執筆者】

井ノ上剛(いのうえ ごう)
◆1975年生 奈良県立畝傍高校卒 / 同志社大学法学部卒
◆社会保険労務士、行政書士、奈良県橿原市議会議員
タスクマン合同法務事務所 代表
 〒542-0066 大阪市中央区瓦屋町3-7-3イースマイルビル
 (電話)06-7739-2538 
(投稿日時点の法制度に基づき執筆しています。)

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