厚生年金保険法

障害年金|社労士試験問題

障害年金

障害年金受給のための3要件と言えば?

1.初診日被保険者要件
2.保険料納付要件
3.障害認定日要件

初診日被保険者要件を詳しく言うと?

1.被保険者
2.被保険者であった者で国内に在住し、60歳以上65歳未満の者

ここがポイント

国籍は関係ない!

保険料納付要件はどのタイミングで何を測定する?

タイミング:初診日の前日
測定の対象:初診日の属する月の前々月まで

ここがポイント!

保険料納付済み期間と免除期間を併せて2/3以上

納付要件の特例は?

初診日が平成38年までなら保険料納付要件を緩和。直近1年分の完納でOK

事後重症の成立要件を詳しく言うと?

1.初診日要件はOK
2.保険料納付要件もOK
3.障害認定日要件だけ満たさず(障害等級に後で該当するケース)

事後重症の障害年金の受給開始月は?

請求した月の翌月から

ここがポイント!

通常の障害年金と違って遡及しない

ここがポイント!

保険料納付要件の判定は、原則通り初診日の前日に行う。事後重症請求時ではない。

基準障害は先発障害、後発障害のどちらを指す?

後発障害。後発障害で受給要件をチェックするため「基準障害」と呼ばれている。

基準障害による障害年金の請求は65歳まで。○×?

×。基準障害による障害年金の請求は65歳を超えてもOK。ただし65歳までに障害等級に該当する必要がある。

20歳前傷病の障害認定日 2つのケースとは?

①18歳6ヶ月以前に初診日・・・20歳
②18歳6ヶ月以後に初診日・・・初診日から1年半

20歳前傷病の障害年金 所得制限は?

①所得が360万円を超えたら障害年金は半額停止
②所得が462万円を超えたら障害年金は全額停止
※ただし、扶養親族1名当たり38万円を加算して計算

20歳前傷病の障害年金 身の所在にによる支給停止は?

①刑事施設、労務場、少年院にいるときは全額支給停止
②日本に住んでいないときも全額支給停止

ここがポイント!

年金保険料を納付していない20歳の障害については、上記の支給停止ルールがある事に注意しよう。

2つの障害年金の受給権を1つにすることを何という?

障害の併合

ここがポイント!

併合した場合、必ずしも等級が上がるわけではない点に注意!

障害年金における、子の加算・配偶者加算が生じるのは基礎年金・厚生年金どちら?

子の加算・・・障害基礎年金
配偶者加算・・・障害厚生年金

障害基礎年金の子の加算額、224,700円もらえるのは何人目まで?

2人目まで。3人目からは74,900円(×改定率)
人数多いほど大変なのにね。

障害基礎年金で言う「生計を維持している子」とは?

・18歳に達する日以後の最初の3/31までの間の子(要するに高校卒業年度まで)
・20歳未満で障害等級に該当する障害状態の子

障害基礎年金で子の加算が外れる要件を5つ

・子が死亡したとき
・子が扶養から外れたとき(働き始めた子)
・子が婚姻した時(独立していった子)
・子が障害基礎年金受給権者の配偶者以外の者の養子となったとき
・子が離縁(養子縁組の解消)によって受給権者の子でなくなったとき

障害厚生年金2級で、加入期間が短い場合の救済措置は?

300カ月みなし規定(加入期間が300カ月に満たない場合300カ月とみなす)

障害厚生年金3級の受給額は?

障害厚生年金2級のみ(障害基礎年金なし)
ただし、障害基礎年金額の3/4が最低保障される。

障害厚生年金|配偶者加算の配偶者の年齢条件は?

配偶者が65歳未満であること

障害厚生年金|配偶者加算が外れる条件を4つ

・配偶者が死亡したとき
・配偶者が扶養から外れたとき
・配偶者と離婚したとき
・配偶者が65歳に達したとき

障害の程度が増進した時、改定請求できるが、請求自体が制限されるルールは?

短期間の繰り返し請求の審査事務の手間を省くために、決定後は1年間、改定請求が認められない。

仕事が原因の障害と労基法、労災保険法の関係は?

①労災適用→障害年金減額
②労災非適用→労基法の障害補償→障害年金6年間支給停止

障害3級に該当しなくなった場合の失権は?

その状態で65歳到達、または3年経過、いずれか遅い日に失権

障害手当金の趣旨は?

厚生年金に加入している人が、障害厚生年金3級の認定を受けることができなかった場合の措置が障害手当金

障害手当金の受給要件を3つ

・初診日に厚生年金保険の被保険者であること
・保険料納付要件を満たしていること
・初診日から5年以内で、障害状態が固定した日に政令で定める障害状態にあること

障害手当金の金額は?

障害手当金の金額は、従来の障害厚生年金の年額×200/100
最低保障:障害基礎年金2級×3/4の2倍の額≒117万円

労災と障害年金が重なった時の調整は?

労災側、1~7級の障害(補償年金)と休業(補償)給付で×0.73~0.88

【この記事の執筆者】

井ノ上剛(いのうえ ごう)
◆1975年生 奈良県立畝傍高校卒 / 同志社大学法学部卒
◆社会保険労務士、行政書士、奈良県橿原市議会議員
タスクマン合同法務事務所 代表
 〒542-0066 大阪市中央区瓦屋町3-7-3イースマイルビル
 (電話)06-7739-2538 
(投稿日時点の法制度に基づき執筆しています。)

私たちと一緒に働きませんか?

タスクマン合同法務事務所では社労士を目指す方(受験生)を通年募集しています。

今年度の採用予定は5名です。フルタイム、時短、パートなど様々な働き方に対応しています。

社労士を目指して私たちと一緒に働きませんか?

採用情報はこちら